止まらない(※1/13追記)

Mがモデルを務めた写真作品を発見してしまった。MのTwitterとカメラマンのInstagramに投稿されていたのだが、見た瞬間に変な声が出た。突然の大々的な供給。つらい。あまりにも良い。

4パターンのスタイリングで30枚ほど公開されていたのだが、うち2パターンは黒いアイシャドウを濃く入れて、ゴシック調の服を着ていた。いつもの一般的な好青年ぶりとはかけ離れたスタイリングなのに、ものすごく似合っている。端整さが極まっていると化粧も映えるのか。きれいすぎる。V系バンドのボーカルとしてデビューして、歌唱力と表現力が認められて大人気になって、世界ツアーとかしそうな勢いで美しい。ぺろっと舌を出している写真など、hydeを彷彿とさせる(hydeV系ではない)。と思ったらカメラマンは音楽雑誌の撮影を手掛けている人らしい。カメラマン自身の得意分野なのかもしれない。私が長年好きなUNISON SQUARE GARDENの撮影もしていて、意外な繋がりに少し嬉しくなった。 

ゴシック調の作品の中に、Mの左側のフェイスラインが赤いライトで照らされている写真があったのだが、私はこれを赤いシェーディングパウダーを入れているのだと勘違いしていた。以前メイクアップアーティストの小田切ヒロが、パープルのコスメが似合わないからあまり使わないと話すYoutuberの佐藤優里亜に対して、肌なじみの良いピンクのチークでシェーディングしてからパープルのアイシャドウを入れると統一感が出ておしゃれに見えると実演していたのが記憶に残っていたせいである(私は鬼門のオレンジシャドウをこの手法で克服しようとしていた)。しかし左のフェイスラインだけ光を当てられるってどんなライトなんだろう。よほど強い光じゃないとあのようにカメラで捉えられないのではなかろうか。撮影って大変そうだな。

他の2パターンは素顔っぽいスタイリングで、黒いパーカーと黒いメッシュのトップスを着ていた。どちらもファッション誌に載りそうなおしゃれな写真で、特にフードをかぶった写真はなんだかお茶目で可愛かった。それにしてもMは肌がきれいだ。撮影用にファンデーションを塗っているのを差し引いてもつるつるしている。男性だともう少し髭の剃り跡が見える気がするのだが、見当たらない。なんとなくMのファンのブログやSNSを漁ってみたら、数年前のイベントで本人が髭脱毛したことを公表したらしい。だからか! 元々髭が濃く、朝剃ってもすぐ生えてしまうタイプで、脱毛のときは結構痛かったらしい。わかる。私も体毛が濃いから全部わかるよ……。でも私は光脱毛でもものすごく痛くて、1年もしないうちに挫折してしまった。Mさんは最後まで頑張ってえらい。そして俳優にとっての脱毛のメリットについて初めて考えが及んだ。確かに撮影や公演のためにいちいち剃るなんてとんでもなく面倒だし、肌にも負担がかかる。もし脱毛した後に髭のある役が来ても付け髭をすればいいだけだ。Mの肌のきれいさを見ると、顔脱毛に少し興味が湧く。毛穴の黒ずみが消えるって聞いたことあるんだよなあ。

それにしてもMの変幻自在ぶりはすごい。この写真作品だけでも表情が何通りもある。見る度に別人だ。俳優ってここまで色んな人になりきれるものなのか。Mはどうやって演技プランを立てているのだろう。今まで演劇のことをちゃんと考えたことがなかった分、疑問と興味が尽きない。もっと色んなMが見たい。